
波動と現実の関係 / あなたの波動が未来を決める

- 「なぜ、頑張っているのに状況が変わらないのか?」
- 「なぜ、いつもお金が足りなくなるのか?」
- 「なぜ、人間関係で同じ問題を繰り返してしまうのか?」
それは、あなたが発している「波動」に原因がある。
私たちは意識的にではなく、無意識に放っているエネルギー によって現実を創っている。どんなにポジティブな言葉を唱えても、心の奥で不安や欠乏感を抱えていれば、引き寄せられるのは「その波動にふさわしい現実」なのだ。
つまり、何を引き寄せるかは、「何を願ったか」ではなく、「どんな波動を発しているか」で決まる。本記事では、「波動とは何か?」そして「どのように波動が現実を創るのか?」を解説していく。
すべては波動エネルギーである
私たちの思考、感情、意識はすべてエネルギーであり、それぞれ独自の「波動(周波数)」を持っている。
- 喜びや感謝を感じる → 高い波動
- 不安や恐れを感じる → 低い波動
これは、目には見えないが、確実に現実へと影響を与えている。では、身近な例を思い出してみてほしい。
- ポジティブな人のそばにいると、自分も前向きな気持ちになる
- ネガティブな人と話すと、なんとなく気分が重くなる
これは、波動(エネルギー)が影響し合っている証拠だ。そして、それは何も他者との関係だけに限らない。あなた自身が発する波動も、同じようにあなたの人生全体に影響を与えているのだ。
低い波動が「ネガティブな現実」を引き寄せる理由
多くの人は、「こうなりたくない」というネガティブな思いを抱えながら生きている。
- 「お金が足りない」 → さらにお金が不足する現実を引き寄せる
- 「人間関係がうまくいかない」 → 同じようなトラブルを繰り返す
- 「未来が不安だ」 → さらに不安になる出来事が起こる
これは、「思考は現実化する」と言われる理由でもある。なぜなら、意識を向けるものにエネルギーが集中し、結果としてそれが現実となるからだ。この「負のループ」に気づかない限り、同じパターンが繰り返されてしまう。
高い波動が「望む現実」を引き寄せる理由
では、逆に「望む未来」を引き寄せるにはどうすればいいのか?答えはシンプルだ。
「すでに叶っている状態の波動を発する」こと。
たとえば、、、
- 「私はすでに豊かだ」 → 豊かさを引き寄せる
- 「私は幸せだ」 → 幸せな出来事が増える
- 「すべてはうまくいっている」 → その通りの現実が生まれる
これは、引き寄せの法則の基本原理とも言える。
色にも波動がある/振動数とエネルギーの関係

私たちの目に映る「色」も、単なる視覚的な情報ではなく、それぞれ特有の波動(振動数)を持つエネルギーである。物理学的には、色は光の波長の違いによって決まる。可視光の波長は約400~700ナノメートル(nm)の範囲にあり、波長が短いほど振動数は高く、波長が長いほど振動数は低くなる。
- 紫(約400nm・最も高い振動数)
霊的な波動が強く、覚醒・高次の意識・直感力の強化を象徴する。 - 青(約450〜495nm・高振動数)
冷静・知性・精神性を高め、落ち着きと直感力を促す。 - 緑(約495〜570nm・中程度の振動数)
調和・バランス・癒し をもたらし、心身を安定させる。 - 黄(約570〜590nm・やや低振動数)
喜び・創造性・知性 を象徴し、前向きなエネルギーを与える。 - 赤(約620〜700nm・最も低い振動数)
情熱・活力・生命力 を高め、行動力を促進する。
このように、色の振動数は私たちの意識やエネルギーに影響を与える。たとえば、赤を見ると活力が湧き、青を見ると心が落ち着くのは、色の波動が私たちの波動と共鳴するためだ。
nm(ナノメートル)とTHz(テラヘルツ)の関係

nm(ナノメートル)とは?
- 意味:波長(Wavelength)の単位
- 1 nm(ナノメートル)= 10⁻⁹メートル(1メートルの10億分の1)
- 可視光の波長は、約400~700 nm(紫~赤)
- 数値が大きい(長い波長)= 赤寄り(低振動数)、小さい(短い波長) = 紫寄り(高振動数)
THz(テラヘルツ)とは?
- 意味:振動数(Frequency)の単位
- 1 THz(テラヘルツ)= 10¹² Hz(1兆回/秒)
- 数値が大きい(高振動数)= 紫寄り、小さい(低振動数) = 赤寄り
- 波長が短いほど、振動数は高くなる(波長と振動数は反比例する関係)
波長(nm)と振動数(THz)は反比例の関係にある。波長が長くなると(nmが増える)、振動数(THz)は低くなり、波長が短くなると振動数は高くなる。これは、物理学の「波の基本式」によって説明できる
振動数(Hz) = 光速(m/s) ÷ 波長(m)
音も波動がある/音の振幅・振動数・波長とは?

音もまた、波動(エネルギー) の一種であり、振幅・振動数・波長 の違いによって、私たちが感じる音の大きさや高さが決まる。
振幅(Amplitude)— 音の大きさを決める
振幅とは、波の高さ(エネルギーの強さ)を表す。
- 振幅が大きい → 音が大きくなる
- 振幅が小さい → 音が小さくなる
光の場合は、振幅が大きいほど明るくなり、小さいほど暗くなるのと同じように、音も振幅によって強さが変わるのだ。
振動数(Frequency)— 音の高さを決める
振動数とは、1秒間にどれだけ波が振動するか(単位:Hz/ヘルツ)を表す。
- 振動数が高い → 高音(ピアノの高音・鳥のさえずり)
- 振動数が低い → 低音(太鼓の音・雷の響き)
たとえば、ピアノの鍵盤の左端(低音)は 振動数が低く、右端(高音)は 振動数が高い。私たちの耳が聞き取れる音の範囲は約20Hz~20,000Hzで、これを超えると「超音波」や「低周波音」になる。
波長(Wavelength)— 音の特性を決める
波長とは、波と波の間の距離 のこと。
- 波長が長い → 低音(広がりやすい)
- 波長が短い → 高音(直進しやすい)
低音の波長は長いため、壁を越えたり、遠くまで届きやすい。一方、高音は波長が短いため、直進しやすく、障害物があると減衰しやすい。
つまり、音の波動もまた、私たちの意識やエネルギーに影響を与えているのだ。心地よい音楽が気分を変えるのも、音の波動が私たちの波動と共鳴しているからなのである。
量子力学が示す「観測が現実を変える」真実

二重スリット実験は、量子が「粒子」としての性質と「波動」としての性質をあわせ持つことを示し、これを「粒子と波動の二重性」と呼ぶ。さらに、観測が現実を決定するという、量子力学の不思議な性質を明らかにした代表的な実験である。この実験を理解することで、私たちがどのようにして現実を創り出しているのかが見えてくる。
粒子は「物質」であり、「波」でもある
電子や光の粒子(フォトン)は、通常「物質」として存在していると思われがちだ。しかし、量子の世界では、それらは「波」でもあることが知られている。つまり、量子は波のように広がる性質と、 物質として存在する性質の両方を持ち、状況によってその姿を変えるのだ。
二重スリット実験が示す、波動と現実の関係
この実験では、電子や光の粒子を二つのスリットに向かって発射する。その結果は、「観測するか、観測しないか」によって大きく変わることが分かっている。
- 観測しない場合
粒子は「波」として振る舞い、スリットを通った後に広がりながら干渉し、スクリーン上に干渉縞(しま模様)が現れる。これは、粒子が同時に複数の経路を通過していることを意味する。 - 観測した場合
粒子は「物質」としての振る舞いに変わり、スリットを一つだけ通る。その結果、干渉縞は消え、通常の粒子の通過パターンが形成される。
つまり、「観測する」という行為が、波として広がっていた粒子を、一つの確定した現実(物質)に変えるのだ。
観測が現実を決める理由
この実験が示しているのは、「現実」はあらかじめ決まっているのではなく、私たちが観測することで初めて形を成すということだ。これは、私たちの人生においてもまったく同じことが言える。
「お金が足りない」「人間関係がうまくいかない」と考え、それを観測し続ける者は、その不足の現実を強化し、さらにその世界を引き寄せる。逆に、「豊かさはすでにある」「良好な人間関係を築けている」と観測する者は、その波動にふさわしい現実を創り出す。
つまり、私たちがどんな未来を観測するかによって、現実が決まっていくのだ。これは単なる「ポジティブシンキング」ではなく、量子力学が示す明確な法則なのである
わたしの見解
この視点からみると、この世界はホログラムであり、その投影を変えるカギは自分自身の波動にある。つまり、外側の世界を変えようとするのではなく、まずは自分の波動を整えることが、本当の現実創造につながるのだ。
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波動を高める3つの方法
- 感謝の習慣を持つ
「すでにある豊かさ」に気づくと、波動が上がる - 自分を大切にする
「自己肯定感」が高い人は、高い波動を発している - 未来を「今の波動」で生きる
「いつか叶う」ではなく、「すでに叶っている」波動を発する
この3つを実践することで、現実が少しずつ変化していくのを実感するだろう。
まとめ
- 現実は「偶然」ではなく、「波動」によって創られている
- 「望まない現実」は、無意識の波動が引き寄せている
- 「望む現実」は、高い波動を発することで引き寄せられる
- 「今この瞬間」の波動を変えることで、未来も変わる
あなたが発する波動が、あなたの未来を決める。では、「どんな未来を創りたいか?」
答えは、今この瞬間の波動が握っているのだ。
