
【宇宙存在】エイブラハムが教えてくれたこと|お金や欲しいものを引き寄せる方法

もし今、あなたが、「どうしても手に入れたい」と思うものがあるなら、
そして、それを本気で望んでいるのなら、それはもう、すでに存在している。
どこに?
それは、“ボルテックス”の中にある。
ボルテックスとは何か。
ひと言で表せば、それは「あなたの本当の願いがすべて存在している、波動の世界」のこと。
本記事では、宇宙存在から学んだ「引き寄せの仕組み」について、できる限りわかりやすく、現実的な視点と合わせて解説していく。
引き寄せの法則は“感情と波動”の原理である

ここで述べる内容は、私の空想ではない。
エイブラハムと呼ばれる宇宙存在から学んだことである。彼らが伝える「引き寄せの法則」とは、宇宙の法則の中でも、もっとも強力に働く原理の一つだ。
だが、多くの人がこの話しを「怪しい」と感じるのも無理はない。
なぜなら、これは科学のように目に見える形で証明することが難しいからだ。
引き寄せの法則は、思考・感情・波動といった“内側の状態”に基づいて働く。つまり、誰かが再現しようとしても、その人が本当に同じ感情・波動に到達しているかは、数値で測れない。
しかし、「意識」という観点で見ると、確かに一定の法則が存在している。
思考が現実をつくり、意識を向けたものが拡大し、波動が引き寄せを生む。これらは再現性のある“内なる原理”として、多くの人が体感しているのだ。
もちろん、わたしもその中の一人である。だからこそ、自信を持ってお伝えさせていただく。
私たちの本質とは
私たちは、物質的な肉体を持つ存在であると同時に、非物質的な「波動エネルギー」としての側面もあわせ持っている。
言い換えれば、肉体とは三次元の世界を体験するための“アバター”に過ぎず、本質的な私たちは、時間や空間に縛られないエネルギーそのものなのだ。
この“エネルギーとしての自己”は高次元に存在し、ハイヤーセルフ、本体さん、あるいはIS-BE(イズビー)など、さまざまな呼び名で語られてきた。
エイブラハムは、この存在を「内なる存在」と呼んでいる。
呼び名が何であれ、重要なのは次の一点にある。
私たちは、“物質世界”と“波動の世界”を同時に生きている存在である、ということだ。
そして、願いを放った瞬間、それは波動の世界、すなわち「ボルテックス」の中に創造され、その中でエネルギーとしてのかたちを持ち、拡張され続けていく。
あなたの波動がその願いの波動と一致したとき、その願いははじめて、物質世界に“現実”として姿を現すのだ。
ボルテックスとは何か?

ボルテックスとは、「あなたの内なる存在」が創造する、エネルギーの渦である。
そこには、これまであなたが体験してきた出来事、抱いてきた願い、感じた感情、湧き上がったインスピレーション、そして繰り返してきた思考など、あらゆる内的要素が“波動的な素材”として集まり、ひとつの振動場を形成している。
この渦に共鳴したとき、私たちの内側には自然と心地よさが広がり、感謝や愛、安心感、喜びといった高い波動の感情が湧き上がってくる。
ボルテックスとはすなわち、「あなたの願いがすでに波動として完成された状態で存在している世界」である。
そして、そこに波動を合わせるという行為こそが、“見えない世界”と“目の前の現実”とを結ぶ、重要な接点となるのだ。
すべては波動エネルギーである
この宇宙に存在するすべてのものは、物質としての形を持つ以前に、波動エネルギーとしての本質を備えている。
一見、目に見える“モノ”のように思える物体も、その正体をミクロの世界で見ていくと、粒子であると同時に“波”としての性質を持つことがわかる。
これは、現代物理学や量子力学の分野でも明らかにされている事実。
つまり、物質とは「かたちを持ったエネルギー」に過ぎず、その存在は振動、すなわち“周波数”によって成り立っているのだ。
そして、「お金」「豊かさ」「人間関係」「愛」「成功」こうした私たちが望むものもまた、単なる“結果”や“状態”ではなく、一定の振動数を持つ波動エネルギーである。
ここで重要なのは、願望とは単に“手に入れるもの”ではなく、それ自体が波動的な性質を持ち、一定の周波数で“すでに存在している”ということ。
私たちがそれを現実として体験するには、その対象と“共鳴する波動”を、自分自身の内側に整える必要がある。
すなわち、願いを現実化させるとは──「まだ手にしていないものを追いかけること」ではなく、「すでに存在している波動に、自分を合わせていくプロセス」なのだ。
受け取る準備はできていますか?
まず、自分自身に次のような問いを投げかけてみてほしい。
- 他人の成功を、心から祝福できますか?
- 一日のうち、ポジティブな面により多く意識を向けていますか?
- 「足りないもの」ではなく、「いま、すでにある幸せ」に気づいていますか?
- 自分が“良い気分”になれる理由を、日常の中で意識的に探していますか?
これらの問いに「YES」と答えられる状態こそが、願望を受け取る“波動の整った状態”であり、いわば「受信モード」に入っているサイン。
この状態では、活力やひらめき、安心感や心の余裕が自然と湧き上がってくる。それは、宇宙と調和したエネルギーの流れに、あなた自身がしっかりと乗っている証でもある。
ピラミッド的思考は、引き寄せを遠ざける

私たちは長いあいだ、「努力しなければ報われない」
「何かを得るには、必ず代償が必要だ」といった思考パターンの中で生きてきた。
それは、いわば“ピラミッド型社会”の論理である。
上下の序列、競争、成果主義、欠乏の視点。
こうした考え方は、「いまの自分では足りない」という波動を常に発信することにつながる。
だがその波動こそが、あなたの願望と“周波数のズレ”を生み出してしまう大きな原因なのだ。
引き寄せを現実化するために大切なのは、「まだ何かが足りない」ではなく、
「このままの自分でも十分に価値がある」と感じられる内なる安心感に、波動を整えることである。
この感覚を取り戻したとき、初めてあなたは、外に何かを足していくのではなく、
“すでに在る”という豊かさから創造するモードへと入っていくのだ。
感情を否定せず、少しずつ焦点を変える
波動を整えるとは、決して「ポジティブなふり」をすることではない。
怒り、不安、悲しみ、落ち込み──
そうした感情は、人間としてごく自然な反応であり、排除すべきものではない。
重要なのは、そうした感情の存在に気づき、否定せずに静かに受け入れたうえで、意識の焦点を少しづつ“より心地よい方向”へと向けながら、やがてその感情をやさしく手放していくことである。
無理に気分を変えようとする必要はない。
ただ、「すでに願いが叶っている自分なら、どんな気分で日々を過ごしているだろうか?」
その問いを、静かに自分の中で思い描いてみてほしい。
そして、その感情を“今この瞬間”に少しでも感じながら日常を過ごしてみる。
それだけで、波動は確実に変化していく。
波動が整ったとき、あなたの内なる存在とボルテックスとのつながりが強まり、願いは“現実”として流れ込んでくる準備を整えはじめるのだ。
現実は、内側の投影である
現実とは、あなたの内側の波動が映し出された“スクリーン”に過ぎない。
「不足」に意識を向ければ、不足の現実が。
「豊かさ」に波動を合わせれば、豊かさの現実が目の前に現れる。
これは、単なる比喩ではなく、波動というエネルギーの原理である。
私たちは日々、思考や感情を通じてエネルギーを放っている。そしてそのエネルギーが、周波数として“現実”というかたちで投影されているのだ。
つまり──
現実を変えたいのなら、まずは“意識の周波数”を変えること。
その一点に尽きる。
努力だけでは、外側の世界は本質的には動かない。
「どんな感情を選び、何に意識を向けているか」
この“内側の選択”こそが、もっとも力強い現実創造のスイッチなのである。
感謝とともに生きるという選択

波動を整えるもっともシンプルで、もっとも深く作用する方法、
それが「感謝」である。
誰かに感謝する。目の前のものに感謝する。そして、自分という存在に感謝する。
感謝の波動は、宇宙と最も共鳴しやすい周波数を持っている。
そのとき、私たちの内側には抵抗がなくなり、自然と流れが生まれ始める。
あなたが感謝の状態にあるとき、ボルテックスとの結びつきは深まり、
願いは“がんばって叶える”ものではなく、
“静かに受け取る”現実として、姿を現してくるだろう。
すべては、あなたの波動次第である。
そして、その波動は、いつでも“今この瞬間”から変えることができる。
まずは今日という一日に、ひとつ、小さな感謝を向けてみてほしい。
その一滴が、現実を動かし始めるのだから。
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