
この現実はホログラムである――東京編

前回お伝えしたように、この現実はまるで精巧に作られた3Dホログラムのようなものだ。しかし、この事実に気づく人はごくわずかだろう。不可解な出来事に遭遇したとき、それを「単なる偶然」と解釈するのか、それとも「何かのサイン」として受け取るのか。今回は、わたしが体験した、まさにありえない出来事について語ろう。

再び訪れた一攫千金のサイン
運命の数字「5830」
2009年6月8日、ニューヨークから帰国して3年が経った頃。私は東京である企業の契約社員として働いていた。日々の仕事は主に書類の管理で、特に数字の取り扱いには慎重を期していた。
そんな平凡な日々の中、ある日突然、不思議な現象が起こる。朝から何度も「5830」という数字が目に飛び込んでくるのだ。書類の下4桁が5830、長い番号の一部として5830が含まれているなど、その頻度は異常だった。
そのとき、私はすぐに気づいた。
「これは間違いなく、ナンバーズ4の当選番号に違いない」
なぜなら、私の携帯電話の下4桁も「5830」だったのだ。

直感がそう告げた。確率的には10,000分の1という狭き門だが、この強烈なサインを見逃すわけにはいかない。私は、昼休みにこっそり宝くじ売り場へ向かうことを決めた。
予感は現実となる

実際に購入した宝くじ売り場

仕事先のすぐ近くに宝くじ売り場があり、わたしは「5830」をストレートとボックスの2パターンで購入。ひと口200円、合計400円分の投資だった。
その日は残業で、帰宅したのは20時過ぎ。パソコンを立ち上げ、さっそく当選結果を確認すると――
「8503」
あれ? もしや……?
そう、ストレートではなかったものの、ボックスで見事に当選していたのだ。
「やった! 人生で初めてのナンバーズ4当選!」

ナンバーズ4過去の当選番号より:
https://numbers-renban.tokyo/numbers4/result/2613
しかも、購入したのはたった1つの番号。
ニューヨークでの悔しい体験を帳消しにできるほど、この当選は嬉しかった。
しかし、ここで終わりではなかった。
さらなる当選の予兆
ちなみに、この日の「ナンバーズ3」の当選番号は「831」だった。

それを見た瞬間、あることに気がついた。
「8月31日は兄妹の誕生日だ」
そして、突如としてひらめく。
「明日のナンバーズ4の当選番号は、兄妹の携帯番号の下4桁だ」と。
しかし、私は兄妹の携帯番号を暗記していない。具体的な数字はわからないが、なぜか「その番号を買わなければならない」という直感だけが強く残った。
運命の分かれ道
翌6月9日、仕事帰りに宝くじ売り場へ立ち寄り、昨日の当選金を換金。
そのままナンバーズ4を購入しようと、ケータイを取り出し、すぐに兄妹の携帯番号を確認する。
すると、下4桁は「4669」だった。

しかし、私はその数字を見た瞬間、ある違和感を覚えた。
「この番号は来ない気がする……」
なぜかはわからないが、「66」の並びが引っかかり、購入する気が失せてしまった。
そこで、私は別のアプローチを取ることにする。アドレス帳から適当に5つの下4桁を選び、ストレートで5口(1,000円分)購入することにした。
奇跡の4桁
自宅に戻り、パソコンの前で当選結果を待つ。
「昨日当たったばかりなのに、もし今日も当選したらどうしよう」
そんな期待と不安が入り混じる中、運命の時間がやってきた。
当選番号:4669

ナンバーズ4過去の当選番号:
https://numbers-renban.tokyo/numbers4/result/2614
「え? え? え?」
画面を見つめる。体がこわばる。
「うわああああああ!」(言葉にならない声)
当選金額は520,500円。ニューヨークの時とは桁違いの金額。
しかし、私はその番号を買っていなかった・・・。
あとがき――現実はホログラム
なぜ、私はこのような体験をするのだろうか?
滅多に買わないナンバーズを購入するたびに、なぜこんなことが起きるのか?
当時は理解できなかった。しかし、今ならはっきりとわかる。
「この現実がホログラムである」というサインだったのだ。
このサインを送ってきたのは誰なのか?
答えは明白。
それは、本当の自分からのメッセージ。
この現実を体験している自分ではなく、より高次の『本当の自分』が、ナンバーズを通じて「気づき」を与えてくれたのだ。
そして私は、この世界の本質に気づき始めたのだ――。
追記
私の場合、このような不思議な体験は、なぜか勝負事や直感を試す場面で頻繁に起こるのだ。
実は、この出来事から数ヶ月後、友人に誘われて有名な競馬のレースに参加する機会があった。私は直感に従い、3連単の馬券を選び、友人に購入を依頼した。
しかし、購入直前になって友人から「その馬は絶対に来ないから、一頭だけ変えた方がいい」と助言を受けた。私はその忠告に従い、馬券の組み合わせを一部だけ変更した。
ところが、結果は驚くべきものだった。
変更したその馬が1着でゴールし、配当金は50万円を超えていたのだ。
このような出来事は他にもあるが、結局のところ、それらはすべて自ら引き寄せ、創り出した現実にすぎない。
もし、この現実がホログラムであり、自らの意志で創造できるものだとするならば――
より望ましい現実だけを選び、体験したいものだ。
この記事は、かつてのブログ記事をリニューアルしたもので、初稿を執筆したのは2022年9月19日。
そして、現在は2025年3月4日。
実は、この記事を初めて書いた日から4ヶ月後、私の人生には劇的な変化が訪れることとなった。
その出来事については、いずれ改めて記事にする予定である。